大谷翔平、投手として初の月間MVP受賞 野手と投手両部門での受賞はメジャー史上初
ドジャースの二刀流スターが3・4月に5試合先発し防御率0.60、34奪三振の圧巻の内容で快挙を達成した。

JAPAN—
要点
- 大谷翔平(31)が投手として自身初の3・4月の月間MVPを受賞
- 野手と投手両部門での月間MVP受賞はメジャー史上初
- DH部門では過去6度受賞(エンゼルス時代4度、ドジャース移籍後2度)
- 3・4月は5試合先発、2勝1敗、防御率0.60、34奪三振、WHIP0.87
- 防御率0.60はメジャー全体トップ、自責点2はリーグ最少タイ
- 開幕から16イニング連続無失点、昨年8月から32回2/3連続無失点
- ドジャースは同一シーズンに3投手(大谷、グラスノー、山本)が最初の5試合全てで6イニング以上を達成した初の球団
メジャー史上初の二部門受賞
米大リーグ機構は4日(日本時間5日)、3・4月の両リーグの月間最優秀選手(投手部門)を発表し、ドジャースの大谷翔平投手(31)が初受賞した。大谷はこれまで指名打者(DH)部門で6度の月間MVPを獲得しているが、投手としての受賞は初めて。野手と投手の両部門で月間MVPに選ばれたのはメジャー史上初の快挙となる。 大谷は2023年以来3年ぶりに開幕から二刀流で迎え、3・4月は5試合に先発し、2勝1敗、防御率0.60を記録。計30イニングを投げ、34奪三振、9与四球、2自責点と圧巻の内容だった。4月終了時点で規定投球回に1イニング及ばなかったものの、その成績は異例の高水準にある。
圧巻の投球内容と歴史的記録
大谷は5試合、30イニングを投げ、被安打17、与四球9、奪三振34、WHIP0.87、被打率.160、9イニング当たりの奪三振10.20を記録。5試合以上に先発した投手の中で防御率はメジャー全体トップ。自責点2はリーグ最少タイ、被安打は6位、WHIPは7位だった。 月間5試合以上に先発して防御率0.60以下は、ドジャースでは2019年7月に5試合で防御率0.55を記録した柳賢振以来2人目。月間5試合以上に先発し、防御率0.60以下かつ被安打20未満もドジャース史上2人目で、2008年9月に防御率0.59、被安打17を記録したデレク・ローに次ぐ。自責点が公式記録となった1913年以降、シーズン最初の5試合でいずれも6イニング以上を投げ、本塁打を許さず、被安打6未満かつ自責点1以下に抑えた投手も大谷が史上初となった。
無失点記録とチームメイトとの共演
大谷は4月15日の登板で5回に初めて自責点を許すまで、開幕から16イニング連続無失点を記録。さらに昨年8月27日から32回2/3連続無失点をマークしている。同僚のグラスノー、山本とともに今季はここまで最初の5試合全てで6イニング以上を投げており、ドジャースは同一シーズンに3投手がこの記録を達成した初の球団。メジャー全体でも2020年のインディアンス(現ガーディアンズ)以来の快挙となった。
村上宗隆は受賞ならず
一方、ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は月間12本塁打を放ったが、最優秀野手、新人賞のいずれも受賞ならなかった。村上は開幕戦から3試合連続本塁打を放つ衝撃デビューを果たし、4月17日アスレチックス戦からは新人では球団タイ記録となる5試合連続本塁打をマーク。日本選手では2025年の大谷翔平以来2人目の快挙だった。3・4月は31試合出場で打率.236、12本塁打、23打点、25四球、46三振、出塁率.375、長打率.564、OPS.939だったが、ア・リーグの最優秀野手にはアルバレス(アストロズ)が選ばれ、新人賞は21歳のマクゴニゴル(タイガース)が受賞した。
ドジャースの連敗と大谷の打撃不振
大谷の投手としての活躍とは対照的に、打撃面では苦しい時期が続いている。ドジャースは今季初の3連敗を喫し、4試合連続で本塁打なしと低調な打線が続く。大谷自身も4試合19打席連続無安打と不振に陥り、打率は.246まで低下。試合前には単独フリー打撃を行うなど調整を続けている。指揮官は「打ち損じている」と打線の復調を願うコメントを残した。
今後の展望と二刀流の行方
大谷は投手として歴史的な月間MVPを獲得したが、二刀流としてのシーズンはまだ始まったばかり。規定投球回にはあと1イニングと迫っており、今後も先発ローテーションを守りながら打撃でも結果を残すことが求められる。ドジャースは大谷、グラスノー、山本の3投手が安定した投球を見せており、チームとしても強力な先発陣を擁する。大谷が投打でどのようなシーズンを築くのか、引き続き注目が集まる。
まとめ
- 大谷翔平が投手として初の月間MVPを受賞し、野手と投手両部門での受賞はメジャー史上初。
- 3・4月の5先発で防御率0.60、34奪三振、WHIP0.87と圧巻の内容。
- 開幕から16イニング連続無失点、昨年8月から32回2/3連続無失点を記録。
- ドジャースは同一シーズンに3投手が最初の5試合で6イニング以上を達成した初の球団。
- 村上宗隆は月間12本塁打も新人賞・最優秀野手を逃した。
- 大谷は打撃で4試合19打席連続無安打と不振だが、投手としての快挙は際立つ。


Houston Astros Slide Toward Second Consecutive October Absence as Roster Decay Sets In
Mainoo's Late Strike Seals Champions League Spot for Manchester United in 3-2 Thriller Over Liverpool
