SAGA久光スプリングスがSVリーグ初優勝、中田久美監督が10季ぶり復帰で戴冠
レギュラーシーズン2位のSAGA久光が、ディフェンディングチャンピオンの大阪マーヴェラスをフルセットの末に破り、初代女王の座を奪取した。

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要点
- SAGA久光スプリングスがSVリーグ女子初優勝。
- 中田久美監督が10季ぶりに復帰し、1年目で戴冠。
- 決勝第2戦は横浜BUNTAIで開催。
- SAGA久光はレギュラーシーズン2位、大阪マーヴェラスは4位。
- 大阪マーヴェラスはセミファイナルでNEC川崎をストレート撃破。
- SAGA久光はセミファイナルでPFU石川かほくを逆転勝利。
- 荒木彩花が最終セットで存在感を発揮。
- 中田監督は「うれしさ3割」とコメント。
激闘の末に掴んだ初戴冠
大同生命SVリーグ2025-26女子は、4月26日に横浜BUNTAIで行われた決勝第2戦で、SAGA久光スプリングスが大阪マーヴェラスをフルセットの末に下し、シリーズ2勝0敗で初優勝を果たした。 レギュラーシーズン2位のSAGA久光は、ディフェンディングチャンピオンで同4位の大阪マーヴェラスを相手に、序盤から主導権を握った。第1セットを25-21で奪い、第2セットもデュースの末に連取。しかし、第3、第4セットを奪われ、勝負は最終第5セットに持ち込まれた。 最終セットで勝負強さを発揮したのは、セミファイナルで2試合連続フルセット勝利の死闘を経験したSAGA久光だった。荒木彩花が要所でブロックとアタックを決め、チームを勝利に導いた。
中田久美監督の復帰と「令和流指導」
優勝の立役者の一人が、10季ぶりにSAGA久光に復帰した中田久美監督だ。かつて日本代表を率いた名将は、復帰1年目でチームを頂点に導いた。 中田監督は試合後、「ホッとしている」と率直な感想を述べ、「うれしさ3割」と控えめに喜びを表現した。その指導スタイルは「令和流」と評され、選手の自主性を重んじる手法が奏功した。 特に、セミファイナルでPFUブルーキャッツ石川かほくに絶体絶命の状況から大逆転勝利した経験が、チームに粘り強さをもたらした。北窓絢音は、中田監督と「最後の1点を決める」と約束していたという。
大阪マーヴェラスの連覇ならず
前年度女王の大阪マーヴェラスは、連覇を目指したが、SAGA久光の壁を越えられなかった。セミファイナルではレギュラーシーズン優勝のNECレッドロケッツ川崎を2試合連続ストレートで破る圧倒的な強さを見せていた。 決勝では、キャプテンの田中瑞稀やリセ・ファンヘッケのサービスエースでリードを奪う場面もあったが、SAGA久光の粘りに屈した。第3、第4セットではサマンサ・フランシスが得点源となり、躍動感を取り戻したものの、最終セットで及ばなかった。 田中瑞稀は「スタートからいい動きができた」と振り返ったが、勝利には結びつかなかった。
NEC川崎の敗退と佐藤淑乃の涙
レギュラーシーズンを制したNECレッドロケッツ川崎は、セミファイナルで大阪マーヴェラスにストレート負けを喫し、敗退した。エースの佐藤淑乃は「気持ちは燃えて入ったが…」と悔しさをにじませた。 佐藤はファンに対して涙声で「NECに入ってよかった」と感謝の言葉を述べ、チームでの最後の試合となった。NEC川崎は今季、圧巻の強さでACL(アジアクラブ選手権)でも優勝し、佐藤が大会MVPを獲得していただけに、その敗退は衝撃的だった。 一方、大阪マーヴェラスは準決勝でNECを破り、勢いに乗って決勝に臨んだが、SAGA久光の前に散った。
男子チャンピオンシップも開幕へ
女子シーズンが幕を閉じる一方、男子のチャンピオンシップは5月1日に開幕する。レギュラーシーズン優勝のサントリーサンバーズ大阪が連覇を目指す。 サントリーのエース高橋藍は「気持ちを引き締めて、連覇を達成したい」と意気込みを語った。彼は「稲妻のように決めたい」とスパイクに自信を見せ、せいろ蒸しによる肉体改造で「細マッチョ」に仕上げたという。 男子の準決勝は、昨季と同じ組み合わせとなり、STINGS愛知とWD名古屋が2連勝で勝ち上がっている。ABEMAは5月1日開幕の男子チャンピオンシップ計3試合を無料生配信する。
移籍・引退の動きと新たな大会
シーズン終了に伴い、各チームで選手の移籍や引退が相次いで発表されている。女子では、SAGA久光のエース、ステファニー・サムディとレングヴァイラーの両外国籍選手が退団。刈谷はカッティーノら主力外国籍3選手と若手セッター加地春花の退団を発表した。 岡山のミドルブロッカー栗栖明歩とアウトサイドヒッター藤原絢奈が引退。藤原は国指定難病が判明したことが理由という。男子では、大阪ブルテオンの清水邦広が今季限りでの現役引退を発表。「このチームで過ごした時間は、自分の人生そのものであり、何よりの誇り」とコメントした。 一方、新たな取り組みとして、第一回関田誠大杯の開催が決定。福岡県内の小学生を対象に実施される。また、姫路のルーキー野末朋那が膝のコンディション不良により手術を受けた。
SVリーグの未来と地域活性化
SVリーグは発足2年目を迎え、競技レベルの向上と地域密着の両立が課題となっている。Bリーグが地元産業界とクラブのマッチングに新たな一手を打ち出し、さらなる地域活性化を目指す動きもある。 女子決勝は横浜BUNTAIで行われ、男子チャンピオンシップも注目を集める。SVリーグの成長は、日本バレーボール界全体の活性化につながる可能性を秘めている。 中田久美監督の復帰と優勝は、リーグに新たな風を吹き込んだ。今後のシーズンで、どのようなドラマが生まれるのか、注目が集まる。
まとめ
- SAGA久光スプリングスがSVリーグ女子初優勝、中田久美監督の復帰1年目での戴冠。
- 大阪マーヴェラスは連覇ならず、NEC川崎はセミファイナルで敗退。
- 男子チャンピオンシップは5月1日開幕、サントリーが連覇を目指す。
- シーズン終了に伴い、多数の移籍・引退が発表された。
- 清水邦広(大阪B)が今季限りで引退、藤原絢奈(岡山)は難病判明により引退。
- SVリーグは地域活性化と競技力向上の両立を模索している。






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