LGツインズ、ムン・ボギョン抹消もイ・ジェウォン弾で勝利
負傷離脱の主力に代わり昇格したイ・ジェウォンが即座に活躍、チームの連勝を支える。

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要点
- LGツインズは6日、斗山ベアーズに6-1で勝利した。
- LGの主力打者ムン・ボギョンが左足首の負傷で登録抹消された。
- ムン・ボギョンは5日の試合でボールを足で踏み、捻挫した。
- イ・ジェウォンがムン・ボギョンに代わり1軍に昇格した。
- イ・ジェウォンは昇格後、9番レフトで先発出場し、2回裏に1号2ランを放った。
- LGは21勝11敗となり、子どもの日3連戦の勝ち越しを決めた。
- ムン・ボギョンの復帰には4-5週間の見込み。
イ・ジェウォン、昇格即アーチで存在感
6日のKBOリーグ、LGツインズはホームで斗山ベアーズを6-1で下し、子どもの日3連戦の勝ち越しを決めた。この試合で目覚ましい活躍を見せたのは、急遽1軍に昇格した外野手のイ・ジェウォンだった。 イ・ジェウォンは9番レフトで先発出場すると、2回裏の第1打席で早くも結果を出した。相手先発投手の初球を捉え、センターバックスクリーンの左へ推定130メートルの2ランホームラン。これが今季1号となり、チームを勢いづけた。 この一発は、イ・ジェウォンにとって2023年10月14日以来、935日ぶりの本塁打となった。長打力が持ち味の彼だが、これまで1軍定着には至らず、軍服務を経て迎えた今シーズンも出場機会は限られていた。しかし、今回のチャンスを最大限に活かす形となった。
主力ムン・ボギョンの負傷離脱
イ・ジェウォンの活躍の背景には、LG打線の要であるムン・ボギョンの負傷があった。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大会トップタイの11打点を記録したムン・ボギョンは、LGにとって不動の4番打者だ。 しかし、5日の斗山ベアーズ戦で、一塁守備の際にゴロ捕球でこぼれたボールを左足で踏み、足首を捻挫。この負傷により、6日の試合から登録抹消となった。 球団はムン・ボギョンの離脱期間を4-5週間と見込んでおり、彼の穴は大きい。そんな中、イ・ジェウォンの即戦力としての働きは、チームにとって大きな光明となった。
イ・ジェウォン、復活への道のり
2018年のドラフトでLGから指名されたイ・ジェウォンは、潜在能力の高さから期待されながらも、これまで1軍で確固たる地位を築けずにいた。通算成績は233試合出場、打率.299、23本塁打、81打点だが、2023年シーズン中盤から軍服務に入り、昨年急成長を見せた。 2軍リーグでは78試合に出場し、打率.329、26本塁打、91打点という成績を残し、打撃面での進化を示していた。シーズン前には監督からも左投手対策のキーマンとして期待され、120試合程度の出場機会が約束されていた。 だが、シーズン序盤はムン・ボギョンが指名打者として出場する機会が増えた影響もあり、出場機会は不安定だった。4月20日時点では12試合で打率.063と低迷し、一度は1軍登録を抹消されていた。その後、2軍で打率.438と爆発し、今回の再昇格につなげた。
ソン・チャンウィ、同級生イ・ジェウォンとの共演
イ・ジェウォンがホームランを放った4回、LGはさらに追加点を挙げた。5番を打つソン・チャンウィが、相手投手の甘い球を捉え、5号ソロホームランを左翼席へ運んだ。ソン・チャンウィもまた、イ・ジェウォンと同い年の選手だ。 ソン・チャンウィもファーム生活が長かったが、4月21日に1軍登録されて以降、着実に結果を残している。この日の試合でも、イ・ジェウォンと同じく、チームの勝利に貢献する活躍を見せた。 イ・ジェウォンとソン・チャンウィは、チームの若手打撃陣を牽引する存在として期待されている。彼らの活躍は、ムン・ボギョンの不在を最小限に抑える上で不可欠となるだろう。
斗山ベアーズ、田村伊知郎の登板
一方、敗れた斗山ベアーズでは、元西武ライオンズの田村伊知郎投手が3回裏から登板した。LG打線に対し、田村投手は苦しい投球を強いられた。 3回裏、2死一、二塁の場面でマウンドに上がった田村投手。最初の打者への初球カーブは死球となったが、続くオースティン・ディーンをライトフライに打ち取った。しかし、4回裏にはソン・チャンウィにソロホームランを許すなど、計3失点を喫した。 田村投手は、その後も後続打者にヒットを許し、併殺でイニングを終えるなど、流れを引き寄せることができなかった。チームは打線も沈黙し、LGに6-1で敗れる結果となった。
LGツインズ、シーズン後半戦への展望
この勝利により、LGツインズは21勝11敗となり、シーズン序盤から好調を維持している。2位以下に差をつけ、リーグ優勝候補としての地位を確固たるものにしつつある。 ムン・ボギョンの離脱は確かに痛手だが、イ・ジェウォンやソン・チャンウィといった、これまでチャンスを掴みきれなかった選手たちが奮起している点は大きい。彼らがムン・ボギョンの穴を埋め、チームの得点力維持に貢献できれば、シーズン後半戦も有利に進められるだろう。 監督は、イ・ジェウォンが今回こそ定着し、打線を牽引することを期待している。彼が「蚕室ビッグボーイ」の異名にふさわしい活躍を見せられるか、今後の戦いで注目が集まる。
まとめ
- LGツインズはムン・ボギョンの負傷離脱というアクシデントに見舞われたが、イ・ジェウォンの活躍で斗山ベアーズに勝利した。
- イ・ジェウォンは昇格後すぐに1号2ランを放ち、チームの勝利に貢献。ムン・ボギョンの穴を埋める存在として期待がかかる。
- ムン・ボギョンは左足首の捻挫で4-5週間の離脱が見込まれており、LG打線への影響は避けられない。
- ソン・チャンウィもイ・ジェウォンと同い年ながら活躍を見せており、若手打線の台頭がLGの強さを支えている。
- LGツインズは21勝11敗でリーグ上位を維持しており、シーズン連覇に向けて好調を維持している。
- 斗山ベアーズは元西武の田村伊知郎投手が登板したが、失点を重ね、敗戦となった。









